原因
高濃度アルコール、喫煙、熱い食物の常用など。男性に多い(男:女=4:1)と報告されています。
症状
無症状→食道がしみるような感覚→食物がつかえるような感覚→体重減少、胸痛・背部痛、咳、嚥下困難、声のかすれなど
検査
・内視鏡検査:最も重要で、早期発見につながります。
・生検・病理検査:確定診断につながります。
・頚部超音波検査:リンパ節の腫脹の有無を確認し、場合によってリンパ節に針を刺して、がん細胞の有無を調べることができます。
・胸部CT:食道がんの進行度や分期に有用です。
早期発見の取り組み
早期に発見できれば内視鏡治療を含む低侵襲な治療が選択可能となります。飲酒や喫煙をされる方やバレット食道を指摘された方は、定期的に胃内視鏡検査を受けることをお勧めします。