
原因
・ウイルス性:インフルエンザウイルス、アデノウイルス、EBウイルスなど
・細菌性:A群連鎖球菌、インフルエンザ杆菌、肺炎球菌など
症状
ウイルス性は細菌性より軽症のケースが多い
・激しい喉の痛み
・38度以上の高熱、時には悪寒
・扁桃腺の腫れ、または白苔(膿)の付着
・前頚部のリンパ節の腫れ
・頭痛、関節痛、筋肉痛や全身の倦怠感など
検査
溶連菌疑いの場合は迅速抗原検査、炎症反応を確認する場合は血液検査。
治療
・ウイルス性扁桃炎:トローチ、トランサミン、桔梗湯、アズノールうがいなど
・溶連菌扁桃炎※:ペニシリン系抗菌薬10日間
・溶連菌以外の細菌性扁桃炎:フロモックスなど
注意事項
※飛沫や接触によって広がり、集団生活や家庭内で蔓延しやすいため、迅速な診断と治療が重要です。
※糸球体腎炎を合併することがありますので、薬を飲み終えてから7日~10日後に尿の検査をお勧めします。




