胃カメラ|神戸市兵庫区|湊川ファミリークリニック|湊川駅徒歩5分の内科・糖尿病内科・消化器内科

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胃カメラ

胃カメラ|神戸市兵庫区|湊川ファミリークリニック|湊川駅徒歩5分の内科・糖尿病内科・消化器内科

当院の胃カメラ(胃内視鏡検査)の特長

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ/胃内視鏡検査)

特徴1: 苦痛の少ない胃カメラ検査

患者様への負担を最大限軽減する目的で、様々な工夫をしています。

最新機種の経鼻の細径カメラを使用し、苦痛や不快感がほとんどありません。

経験豊富な内視鏡専門医は丁寧な操作で、オエっという反応をほとんど起こしません。また、口が塞がらないので、医師と会話をしながら検査を受けることが可能です。

検査時に鎮静剤を積極的に検討し、リラックスした状態で受けられるので、検査がスムーズに行えて、検査は短時間で終了します。

検査終了後は、ストレッチャーに寝たままでリカバリールームへ移動できます。そのまま鎮静剤が抜けるまで楽な姿勢で休まれます。

特徴2: 検査当日のみ来院することは相談可能です

胃カメラの検査は通常3回の受診が必要です。

1回目は検査前受診(予約確定、検査や麻酔同意書、中止薬指示、食事や注意事項などの指導

2回目は検査日受診

3回目は検査後受診(ピロリ感染や病理組織検査などを含む結果説明)

お仕事などで何回も来院するのが難しい方は、オンライン診療を活用し、検査当日のみ来院することも相談可能です。ただし、オンライン診療の結果、対面診療に切り替えなければならない場合もあります。

特徴3: 日曜でも検査可能

当院は第1,3日曜でも胃カメラ検査を受けることが可能です。平日はどうしても難しい方は、どうぞお気軽ご相談ください。

特徴4: 胃カメラと大腸カメラ検査が同日にできます

人間ドックでは、胃カメラと大腸カメラ検査を同日に行うことができます。事前の食事制限が1回で済んだり、何度もクリニックを通わなくて済んだりと忙しい方におすすめです。一方保険診療では、同日検査ができるかどうかは、医師に相談してください。

特徴5: 内視鏡プロスタッフによる安心・安全・確実な検査・治療の提供

当院の内視鏡医師は内視鏡専門医・指導医として総合病院や内視鏡センターにて数多くの内視鏡検査・治療に携わっています。必要あれば、内視鏡医師の所属する高度専門医療機関に速やかに紹介し、同じ医師で精密検査と治療を対応できます。またガイドラインに準じ、徹底したカメラの洗浄と消毒にこだわっています。

胃カメラ・胃内視鏡検査

胃がん検診については、以前はバリウム検査(胃透視)がまず行われ、異常があった場合に二次検査(精密検査)として胃カメラが行われていました。胃カメラは、上部消化管(食道・胃・十二指腸)を直接観察できるため、バリウム検査に比べて微小な病変の早期発見に優れています食道がんや胃がんの早期発見のほか、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎などの様々な病気を診断することができます。以下のように、胃透視検査と胃カメラにはそれぞれ長所と短所がありますので、それらを踏まえてどちらを受けるか決めてください。

バリウム検査(胃透視検査) 胃カメラ(内視鏡検査)
発泡剤(炭酸)やバリウムの内服 人によっては大きい負担となる なし
放射線被ばく あり なし
時間 10分以上 5~10分
早期がん病変の発見 できない できる
ポリープ切除と組織採取 できない できる
ピロリ感染診断 できない できる
副作用 バリウムによる便秘や腸閉塞など のどの痛みや違和感

胃内視鏡検査は辛くてこわい検査というイメージを持たれる方が多いですが、現在は内視鏡機器が進歩し、苦痛を和らげる麻酔という選択肢もあります。当院では、苦痛なく安心して内視鏡検査を受けていただけるよう様々な工夫を施し、患者様一人ひとりにあった検査方法をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。

苦痛を軽減する胃内視鏡検査の工夫

  • 嘔吐反応を軽減する細径内視鏡
  • 鼻からの胃内視鏡検査
  • 眠ったままでの検査も可能(少量の鎮静剤
  • 感染症に十分配慮した安心できる内視鏡検査(ガイドラインに準拠した消毒衛生管理を実施)

経口・経鼻(挿入)内視鏡検査の利点と留意点

挿入 挿入
挿入時のつらさ・嘔気 強く感じる可能性がある。
※細径内視鏡や麻酔で軽減・消失。
ほとんどない
※鼻出血の可能性がある。
検査中の会話 できない できる
組織採取 できる できる
留意点 鎮静剤を使用した場合検査中の記憶が鮮明に残らないことがあります。検査後の休憩時間が長くなります。検査当日は車などの運転はできません。 ・検査前に薬剤噴霧により、鼻出血を予防できます。
・鼻腔が狭く挿入が困難と判断した場合、経口に変更することもあります。

胃内視鏡検査はこのような方にお勧めです

何かしらの症状がある方

☑胸やけ、胸のつかえ・痛み、のどの違和感、慢性の咳
☑胃もたれ、食欲不振、上腹部やみぞおちの痛み
☑口の中が酸っぱい、苦い液体がこみ上げてくる
☑貧血がある、黒便が出た
☑過去に胃潰瘍や十二指腸潰瘍になったことがある

症状のない方

☑40歳以上で一度も胃内視鏡検査を受けたことがない方
☑バリウム検査で異常を指摘された方、ABC胃がん検診で胃がんリスクのある方
☑健康診断でピロリ菌を指摘された方
☑萎縮性胃炎の指摘をされた方
☑血縁者に胃がんになった人がいる方

胃がんは早期発見・早期治療が何より重要です1~3年に一度は、胃内視鏡検査をご検討ください。

胃内視鏡検査でわかる代表的な疾患

・逆流性食道炎
・バレット食道
・食道がん
・慢性胃炎(萎縮性胃炎)
・胃ポリープ
・胃・十二指腸潰瘍
・胃がん
・十二指腸がん
・ヘリコバクター・ピロリ感染症

胃内視鏡検査の流れ

1

事前受診・予約

  1. 診察、検査同意書、麻酔同意書、中止薬指示など
  2. 予約確定、食事や注意事項などの指導

2

食事

夕食は21時までに済ませてください。

検査の2時間前まで水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。

3

当日

受付→点滴の準備(麻酔希望の方のみ)→検査室への移動

4

検査

通常は5~10分程度。

5

検査後

  • 麻酔なし・生検なし:着替え→結果説明→会計
  • 麻酔あり・生検なし:30分~1時間休憩→着替え→結果説明→会計
  • 生検あり:後日にカメラ結果と病理結果をまとめて説明

※鎮静剤を使用した場合、車等の運転はできませんのでご注意ください。

胃内視鏡検査の費用

3割負担 2割負担 1割負担
胃内視鏡(観察のみ) 約5,500円 約3,750円 約2,000円
胃内視鏡+生検※ 約9,000円 約6,000円 約3,000円
胃内視鏡ポリープ切除手術 約17,000円 約11,500円 約6,000円

※生検とは病変の組織を一部採取して、顕微鏡で確認する検査です。
※上記費用に診察料、薬剤料などが別途かかります。

胃内視鏡検査前の注意事項

検査前日

〇夕食は普段より少なめとし、必ず午後9時までにお済ませ下さい。また消化の悪いものやワカメなど海藻類は避けて下さい。

〇午後9時以降は 水、お茶、スポーツドリンクを飲んでもかまいませんが、固形物は摂らないで下さい。

検査当日

〇検査当日は、絶食・禁煙ですが、検査の2時間前まで水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。

〇普段、朝に高血圧、不整脈、心臓、喘息の薬はいつも通り服用して下さい。 糖尿病のお薬は先生の指示に従ってください。

〇鎮静を希望する場合に、検査直後は自転車、バイクや車の運転ができませんので交通機関などを利用してご来院して下さい。

来院・受付

検査予約時間の30分前までに来院し、予約時同意書を提出してない場合は、あらかじめサインしていただいた同意書を当日必ずお持ち下さい。

胃内視鏡検査後の注意事項

経鼻カメラをうけた場合、検査後30分ほど鼻をかむと出血することがありますので、拭くだけにして下さい。

・検査終了後1時間は喉の麻酔の影響が残ります。検査後1時間、飲水・食事は禁止となります。

・鎮静剤の効果は数時間残存します。検査当日自転車、バイクや車運転はお控え下さい。

病理組織検査をうけた場合当日刺激物、アルコールなどの摂取は控えてください。

・色素の使用より、唾液、尿や便に青い色が出て来る事があります。身体にとって無害ですので、ビックリしますが安心してください。

抗ピロリ抗体検査をうけた場合は、1週間後をめどに受診してください。

・病理組織検査をうけた場合は、2週間後をめどに受診してください。

神戸市胃がん検診(胃内視鏡検査)

当院は胃がん検診(胃内視鏡検査)の指定医療機関です。
神戸市の胃がん検診(内視鏡検査)の詳細は下記をご参照ください。

※神戸市の胃がん検診では、鎮静薬は使用できません。

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