H. pylor除菌の保険診療の対象
内視鏡検査によりH. pylori感染胃炎を疑い、抗体検査などにてH. pyloriの感染診断を施行し、H. pylori陽性と確定診断した患者様のみ。
H. pylor除菌の自費治療の対象
- 内視鏡検査がされていない方、
- アモキシシリンアレルギーのため、通常の除菌治療が受けることができない方
- 1回目と2回目の除菌治療に失敗され、三次除菌を希望する方、
- 中高校生で内視鏡を受けないで除菌を希望する方。
除菌治療の注意点
- ピロリ菌を確実に除菌するため、お薬は指示通りに服用してください。
- 自分の判断でお薬を減らしたり、服用を中止しないでください。 →ピロリ菌が治療薬に抵抗性を示すようになり、お薬が効きにくくなるおそれがあります。
- 飲み忘れた場合は、気が付いたときに1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が5時間以内の場合は飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
- 二次除菌療法中は、アルコールの摂取(飲酒)を避けてください。
ピロリ陰性高値群
ピロリ抗体(血液検査)通常の判定基準
- ・陰性(低値): 3.0 U/mL 未満→未感染
- ・陰性高値: 3.0 〜 9.9 U/mL→既感染、現感染の可能性あり、精密検査が必要
- ・陽性: 10.0 U/mL 以上 →現感染
ピロリ陰性高値群の考え方
陰性高値群の方は、単なる「未感染(現在も過去も感染していない状態)」とは判断されず、以下のケースが混在している可能性が高いことがわかっています。
- ・現在もピロリ菌に感染している(現感染)
- ・過去に感染しており、数値が下がりきっていない
- ・除菌治療を受けたことがあるが、抗体が残っている
陰性高値群であっても、実際にはピロリ菌に感染している人が一定数含まれているため、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を受ける必要あります。胃カメラであれば、以下のことがわかります。
- 現在の胃粘膜の状態(萎縮性胃炎がないか、ピロリ菌による炎症が起きていないか)
- ピロリ菌の追加検査(必要に応じて、内視鏡時に採取した組織を用いてピロリ菌の有無を確定できます)
Q&A
大塚製薬 医療関係者向け 除菌療法を受ける患者さんのための. Q&A.
日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌から胃を守れ!! ピロリ菌に関するQ&A ガイドライン




