閉塞性動脈硬化症|神戸市兵庫区|湊川ファミリークリニック|湊川駅徒歩5分の内科・糖尿病内科・消化器内科

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閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症|神戸市兵庫区|湊川ファミリークリニック|湊川駅徒歩5分の内科・糖尿病内科・消化器内科

閉塞性動脈硬化症とは

閉塞性動脈硬化症とは、動脈硬化は原因で血管が狭くなったり、詰まったりすたるため、血液の流れが悪くなり、栄養や酸素を十分に送り届けなくなる病気です。動脈硬化は、さまざまな病気を引き起こす原因となります。

の動脈の狭窄・閉塞→一過性脳虚血発作や脳梗塞

・心臓の冠動脈が狭窄・閉塞→狭心症や心筋梗塞

・下腿・足の動脈が狭窄・閉塞→下肢閉塞性動脈硬化症(PAD)

原因

危険因子は、高齢、男性、糖尿病、喫煙、高血圧、脂質異常症など

症状

この疾患は慢性的な経過をとることが多いため、下記の臨床症状分類(Fontain分類)が病気の進⾏度をみる指標の1つになります。初期症状は『冷感』や『しびれ感』であるため見逃したり、軽く考えて放置してしまいがちです。

Fontain 分類

Ⅰ度・・・冷感・しびれ感

 ・手足が冷たい
 ・手足がしびれる
 ・手足の指が青白い

Ⅱ度・・・間歇性跛行

 ・一定距離を歩くと、主にふくらはぎなどが締め付けられるように痛くなり、休まなければならない。(数分で回復)
 ・階段をのぼるのは特につらい

Ⅲ度・・・安静時疼痛

 ・じっとしていても手足が痛み、夜もよく眠れない
 ・刺すような痛みが常に持続している

Ⅳ度・・・潰瘍・壊死

 ・手足に治りにくい潰瘍ができる
 ・壊死部は黒くなる

検査

1, 上腕と⾜での⾎圧⽐(ABI=⾜での⾎圧測定値/上腕での⾎圧測定値

下肢の循環障害の有無をまず判断します。1.0が正常、0.9未満が異常で、重症例では0.5以下のことが多い。

ABI値 判定 臨床的意義
1.4以上 石灰化(偽高値) 血管壁の石灰化により血管が圧迫されにくい状態。糖尿病・透析患者で多い。実際には狭窄が隠れている場合がある。
0.9超〜1.4未満 正常 下肢動脈の狭窄・閉塞なし(特に1.0〜1.2が理想的)
0.71〜0.90 軽度PAD 無症状〜軽度の間歇性跛行。生活習慣改善・抗血小板療法。
0.50〜0.70 中等度PAD 間歇性跛行あり。血管内治療・バイパス術の適応を検討。
0.50未満 重度PAD 安静時疼痛・潰瘍・壊疽のリスク大。早急な血行再建が必要。
2, 超音波や動脈造影

下肢動脈血管の太さや狭窄、閉塞を調べる

3, サーモグラフィー

皮膚表面の温度を調べる

治療

生活習慣の改善(禁煙・下肢の清潔保持等)・生活習慣病(糖尿病・高血圧・高コレステロール血症等)の治療などが基本です。

  1. 食事・運動療法
  2. 薬物療法:抗血小板薬、抗凝固薬、血管拡張薬、血栓溶解剤等
  3. 血管内治療:a)バルーンカテーテルによる拡張術、b)ステント留置術
  4. バイパス術
  5. 足趾や患肢切断術(壊疽例)