カルシウム製剤|神戸市兵庫区|湊川ファミリークリニック|湊川駅徒歩5分の内科・糖尿病内科・消化器内科

〒652-0047 兵庫県神戸市兵庫区下沢通3-1-25 グロウメディカルビル5F
078-945-8996
WEB予約 クロンスマートパス
ヘッダー画像

カルシウム製剤

カルシウム製剤|神戸市兵庫区|湊川ファミリークリニック|湊川駅徒歩5分の内科・糖尿病内科・消化器内科

カルシウム(Ca)製剤は、主に有機酸系無機系の2種類に分類さます。

有機酸系カルシウム製剤

主な成分: 乳酸Ca、グルコン酸Ca、アスパラギン酸Caなど
特徴: 水に溶けやすく、胃酸が少ない状態でも吸収されやすい。
適応: Caの補給(低Ca血症でのテタニー、発育期、骨粗しょう症、骨軟化症など)

L-アスパラギン酸Ca

剤型:アスパラ-CA200㎎錠
Ca含有量:22.3㎎カルシウム/錠
用法・用量:1日1.2g(6錠)を2〜3回に分割経口投与

乳酸Ca

剤型:散剤と錠剤(乳石錠は販売中止予定)
Ca含有量:130mgカルシウム/g 消化管からの吸収率約33%
用法:1回1gを1日2〜5回経口投与

グルコン酸Ca(カルチコール)

剤型:散剤(カルチコール末)、注射剤(カルチコール注射液8.5%5mL)
カルシウム含有量と吸収率:
 カルチコール注射液8.5%は7.85mgカルシウム/ml
 カルチコール末は約90mgカルシウム/g
 消化管からのカルシウム吸収率は27%
用法・用量:1日1~5gを3回に分割経口投与。

無機カルシウム製剤

主な成分: 沈降炭酸Caなど
特徴: Caの含有量が多い。腸管内でリンと結合して体外へ排泄する作用がある。
主な用途: 慢性腎不全などに伴う高リン血症の改善、骨粗しょう症など。

 
カルタン
炭カル錠
効能 保存期及び透析中の慢性腎不全患者における高リン血症の改善 胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸作用と症状の改善
用法用量 1日3gを3回に分割食直後経口投与。 1日1〜3gを3〜4回に分割経口投与。

カルシウム吸収を促進する栄養素

カルシウムの吸収は非常に複雑でり、多くの栄養素は必要です。たとえは、腸からの吸収を促すビタミンD、骨への定着を支えるビタミンKやマグネシウム、吸収率を高めるタンパク質やクエン酸(お酢)などがあです。これらを一緒に摂ると効果的です。

(1) ビタミンK2

ビタミンK2は骨芽細胞を促進し、破骨細胞を抑制することで骨の石灰化を促進し、Caの吸収を助ける。

(2) ビタミンD

ビタミンDはCaの吸収を促進するだけでなく、尿中のCaの排泄を減少させる。

(3) マグネシウムMg

Mg欠乏はCa代謝とカルモジュリンを変化させ、Mg補給は良好な骨ミネラル密度を改善する。

(4) タンパク質が豊富な食品

適度な量のタンパク質とリジンやトリプトファンなどのアミノ酸は、Caイオンと結合して可溶性物質を形成し、Caの吸収を促進する。

参考サイト

薬局薬剤師が解説!代表的なカルシウム製剤

カルシウムの形態完全比較|炭酸塩・クエン酸塩・ヒドロキシアパタイト